読了!!
みなさま、こんばんは。miuです。
大学卒業がかかっている大事な論文の修正に追われている今日この頃、みなさまはいかがお過ごしでしょうか。今日から1週間マイペースを忘れずに過ごしていきましょー
今日は、休日に読み終えた齋藤孝さんの『大人のための読書の全技術』について感想や学んだことを述べていきます。
齋藤孝著 『大人のための読書の全技術』
Amazonの内容紹介より
最終目標は、「読書スピードを自在にギアチェンジしながら、要約できるレベルで理解する」ようになること。他人の10倍速く読み、100倍深く理解するための社会人が読んでおくべき50冊の必読リスト付き。
この本では、読書における速読や精読の違いとその方法、アウトプットを意識した読書の仕方、システムシンキングについてなどなど…
読書における”全技術”について述べられています。
この本を読んで、私が印象に残ったものを3つご紹介します。
「知るは好むにしかず、好むは楽しむにしかず」
孔子の「論語」に掲載されている言葉。”知っているというのは学を好んでいるというのにはかなわないんだ。好んでいる程度ではなく、学問していることが本当に楽しいというのは何事にもかなわない。”
本当に恥ずかしながら「論語」を読んだことがなく、この言葉はこちらの本で見るまで知らない言葉でした。学問に対して「やりたくない、しんどい」と思ってしまうとなかなか集中できないし、身に付かないものですよね。今までの自分を振り返ってみると、勉強を楽しいと思えていたのはいつごろまでだったかな…(笑)
最近では、本を読んでいる時間がとても幸せだなと感じているので、この気持ちを大切にし、読書を楽しみながら、吸収した知識をアウトプットすることで自分に深く刻み込んでいく次第です。
「一を聞いて十を知る」
理解力を発揮するためにはまずひとつのものごとから、想像力を働かせることが今後求められるということですね。また、下のように
想像力 ⇒ 理解力 ⇒ 予測力 ⇒ 提案力
と複数の力を働かせることで、相手に高く評価され信用を勝ち取ることができます。
例えば仕事の場面でこの力を発揮できれば、相手(上司や顧客など)が何を望んでいるのかを想像し、自分の中で理解を深めた後、相手の期待しているものをあらかじめ予測した計画を提案することで、「あ、この人は仕事できる人だな」と認めてもらえるということですね。
この力を発揮するためには、今まで自ら経験してきたことやこれから社会人になって、職場で経験することや失敗からどれだけ多くのことを学べるか、次の成功に活かせるかが重要であると感じました。私自身これらの力がかなり弱いのではないかと思っていて、社会人としてやっていけるのか不安が募るばかりですが…。
「言語能力のある人はインプット力とアウトプット力が高い」
ものごとを追求するということは、その人の言語能力を高め、同時に思考力を高めることにつながる。言語能力のある人とは、論理的なものの見方をし、自分の直感を言葉にできる人のことです。正確なインプットとアウトプットができるには、まず”読書”が必要であると著者は語っていました。
社会人になるまえにこの本に出会えてよかったと思っています。
こちらの本では著者が選んだ「社会人が読んでおくべき50冊リスト」が掲載されていたので、興味のあるものをピックアップしてこれから読んでいきたいと思います。
それではこの辺で失礼いたします。
読んでいただきありがとうございました!